ダラス夜景の象徴のリユニオンタワーが暗くなる意外な理由【Reunion Tower】

ダウンタウンダラスの西端にある小さな球体「リユニオンタワー」は、ダラスの夜景の象徴といえるような建設物となっています。

しかし、夜間の渡り鳥が衝突するケースが多くなっているため、一時期間中はライトを暗くすることになりました。

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毎年の秋と春、約20億羽の鳥がテキサスを通過します。この鳥の渡りは、地球上で最も大規模なものの一つで、夜に行われます。光は渡り鳥を引き寄せ、ビルとの衝突の危険性を高め、彼らが方向を見失い、気を散らす原因となります。その結果、多くの鳥が毎日なくなっています。

ダラス・フォートワースは、渡り鳥が通過する際に最も危険な地域の3番目です。シカゴが1位で、ヒューストンが2位です。今回の取り組みは野生動物を保護するための立派な判断といえます。

2023年10月1日から10月21日まで、リユニオンタワーは以下のライティングスケジュールに従います。

・日没から23:00までの間はライトを暗くなる

・23:00から6:00までは完全に消灯

・毎朝6:00に再度点灯

期間中に球体は暗くなりますが、10月にはパンプキンや蜘蛛などを象徴するハロウィン、紅葉を表現した落ち葉、地元のフットボールチームなどを特集した秋のライトショーは引き続き行われる予定です。

ソース:FOX4CULTUREMAP

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