マスクとワクチン義務化の禁止を求める【テキサス上院委員会】

テキサス州上院委員会は、マスクとCOVID-19ワクチンの義務付けを禁止するよう求めていることがわかった。

委員会では、共和党の医師2名を含む大多数の委員が政策案を支持したが、3名の上院議員は署名を拒否した。これは法案ではないが、保健医療サービスに関するすべての法案を審査する上院委員会の優先順位を示すものである。

テキサス州保健局によると、COVID-19によって死亡したテキサス州民は9万人以上だが、死亡者数は今年に入ってから激減している。インフルエンザやRSVの患者数が季節外れの高水準で推移した後、COVID-19の患者数は、多数の伝染性オミクロンサブバリアントが優勢を争う中で再び増加している。

委員会の報告書ではCOVID-19ワクチンの有効性に疑問を投げかけ、ソーシャルディスタンスやマスクなど、医薬品以外の介入は必要性があるが、経済的苦難、予防治療の遅れ、時には死といった意図しない結果を生むと結論付けている。なお、予防注射の義務化が医療業界から看護師や医師を失わせる一因になっている可能性があるとしている。

今後のマスクとワクチンの義務化の禁止を提言するほか、コロナによる有害事象の研究への資金提供や、医療検閲に関する特別委員会の設置も提案している。

公衆衛生当局は、委員会の強調は見当違いであり、議員たちはコロナウィルスに対するワクチン接種を促進する方法を見つけるべきだと述べた。州のデータによると、予防接種を受けなかったテキサス州民は、コロナに感染し、コロナ関連の病気で死亡する可能性が非常に高いと述べている。

ソース:MORNINGNEWS