テキサス州の新法律まとめ 【9月1日から】

2023年にテキサス州知事グレッグ・アボットとテキサス州議会で可決された全ての法律が、2023年9月1日に発効されました。これらの法律は学校の安全から動物虐待、道路まで、あらゆる分野に影響を与えます。

第88回テキサス州議会で1,100以上の法案が可決され、そのうち774が9月1日から発効されています。

注目されるいくつかの法案をご紹介します。

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▼3213億ドルの予算

House Bill 1は、州および連邦税金の配分を2年間にわたり、州の一般歳入税からの1,440億ドルを含む法案で、この期間中の立法府に利用可能な記録的な32.7億ドルの超過金の半分以上を利用しています。

また、州の緊急事態基金と高速道路基金を補充し、州の退職投資基金を強化するための貢献も行っています。この法案には、州の機関職員と退職教師の給与増加も含まれています。

さらに、120億ドルの固定資産税削減と、広帯域インターネットアクセスを拡張するための15億ドルのイニシアティブなど、いくつかの対策が承認されました。

▼学校の安全

House Bill 3は、テキサス教育庁(TEA)内に安全保障部門を設立することを求め、学校地区に包括的なアクティブシュータープロトコルの実施を命じています。この法案は、学校キャンパスで発生する「暴力的な活動」について親に通知するためのガイドラインの策定をTEAに求めており、学校安全審査チームの設立を要求しています。

また、テキサスのすべての学校キャンパスに武装した職員の存在が義務付けられており、さらに学校職員に対する精神保健(メンタルトレーニング)が義務付けられています。

▼多様性、公平性、インクルージョン

Senate Bill 17は、テキサス州の公立大学および大学に対して、多様性、公平性、インクルージョンのオフィスやポリシーを設置することを禁止します。

また、この法案は人種、性別、肌の色、民族性を考慮に入れた雇用を禁止します。学校や求職者に、多様なキャンパスを築くためのコミットメントを共有するための多様性に関する声明を要求することはできません。

▼EV費用

Senate Bill 505では、新しい電動車両に対する2年間の登録料が400ドル、更新の場合は200ドルが義務付けられます。これらの料金は、ガソリン税による収益損失を補うためのものです。ハイブリッド車およびガソリン車の所有者は、代わりに1ガロンあたり20セントのガソリン税を支払うため、これらの料金は適用されません。新しい税金はまた、電動オートバイ、モペット、およびオートサイクルにも適用されません。

▼思春期

Senate Bill 14は、思春期阻害剤、一時的または永続的な不妊症につながるホルモン療法、不妊症手術、乳房切除手術、および子供の生物学的性別を変更する目的での健康な部位または組織の除去を禁止します。この法案は、早期の思春期を治療するための思春期抑制剤および医学的に必要な処置の使用を許可します。

また、性的発達の遺伝子異常が医学的に確認された子供に対する治療も許可されています。

法案のフルリストはこちら

ソース:TEXASTRIBUNE, LOCALPROFILE

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