オースティンの労働市場回復:パンデミック後の雇用者数と失業率の動向【AUSTIN】


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オースティンは2023年4月までの過去12ヶ月で非農業部門の雇用者数が12ヵ月間で51,100人(4.1%)増えたと、テキサス州労働力委員会と米国労働統計局が発表しました。

3月から4月にかけてのオースティンの雇用成長率は0.5%で、テキサス州全体と米国全体ともに0.2%のプラス成長を見せています。オースティンはその中でもトップ50の都市圏の中で7番目の成績を収めました。

COVID-19の影響で2020年3月と4月にオースティンが失った137,200の仕事(12.0%)は、2021年4月までに全て回復し、2022年3月以降はパンデミック前の予想よりも雇用水準が高まっている事が確認されています。

全米の大都市圏50ヵ所中41ヵ所がパンデミック前の雇用水準を回復し、オースティンはその中でも特に高い成長を見せています。過去12ヶ月間で最も雇用成長率が高かったのは、オースティンのレジャーとホスピタリティ業界(11.7%)と卸売業(6.5%)でした。

さらに、オースティンの季節調整済み失業率は4月に3.1%で、前月の3.2%から改善しています。

これらの結果から見て、オースティンの雇用状況は好転しており、経済回復の道のりを着実に進んでいることがわかります。

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