全米最多65万人の雇用をテキサスが創出【2022年】

テキサス州は2022年、どの州よりも多く、過去平均の2倍以上となる650,100件の雇用を増加させていたことがわかった。

最新の米国労働統計局のデータによると、テキサス州の雇用増加率は5%で、全州をリードし、全米の雇用増加率3%を軽々と上回った。

国内の多くの地域では、労働力不足により成長が制限されている。しかし、テキサス州は他州や国から労働者を呼び寄せ、労働力を拡大し続けている。

とくにダラス・フォートワース地域は、州よりもさらに速く、年間5.9%の成長を遂げた。これは大都市圏の中で最速の成長率を記録している。

▼テキサス州の雇用の純増減

北テキサスは昨年、235,200人の純増を記録。これは、パンデミック前の数年間の平均増加数の2倍以上である。これは、COVID-19の初年度に10万人以上の雇用が失われ、経済が回復していた2021年の地域の合計にほぼ匹敵する。

▼最も雇用が増加した州

▼テキサス州の部門別、雇用増加数

レジャーとホスピタリティ部門は、パンデミックの影響を最も強く受けた分野の一つだが、昨年は他のどの分野よりも多く、15万5千人以上の雇用を増やした。遅れていた医療を含む部門は、10万人以上の雇用を増やした。

鉱業・伐採部門(石油・ガス事業を含む)は昨年、4万人以上の雇用を増やした。これは年間21%の増加であり、州の成長率の4倍に相当する。石油・ガス産業は、特に2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、経済にかなりの勢いを与えている。同州では、1年前と比較して、稼働中の石油掘削装置が約100基増加している。

ソース:MorningNews