テキサスの科学者が新たなコロナウイルスワクチンを開発!
/テキサスの科学者Hotez博士とBottazzi博士率いるチームが、新しいCOVID-19ワクチンを開発したとThe Guardianが報じた。
Corbevaxと名付けられたこのワクチンは、ベイラー医科大学とテキサス小児病院センター共同で開発された。3千人以上の被験者を対象とした臨床試験で、安全かつ免疫性があることが証明された。従来のコロナウイルスに対しては90%以上有効、デルタ株に対しては80%有効との結果だ。オミクロン株に対する有効性は現在試験中である。
超低温保管が必要なファイザー製のワクチンと異なり、Corbevaxは標準の冷蔵で輸送が可能。加えて開発チームは、Corbevaxの特許を取得しない意向を発表。B型肝炎ワクチンなど一般的なワクチンを製造する技術がある機関であれば、誰でも複製可能である。Bottazzi博士は「世界の公衆衛生に少しでも貢献したいという信念のもと、チーム一丸となって新ワクチンを完成させた」と話す。
開発チームと長年協力関係にあるインドの製薬会社Biological Eは、すでに1億5,000万回分のCorbevaxを製造済み。まもなく毎月1億回のワクチンを接種率の低い国々へ提供予定だ。
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