デロイト、ダラスオフィス移転計画:ダウンタウンからアップタウンの新開発「23スプリングス」へ

2026年、デロイトのダラスオフィスがダウンタウンのダラスアートタワーからアップタウンに位置する新開発ビル「23スプリングス」へ移転することが決定しました。この26階建ての新ビルは、2025年3月の完成を目指しており、すでに3分の1以上がリースされています。デロイトはこの新しいロケーションで4フロア分のオフィススペースをリースする大規模な契約に署名しました。

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「23スプリングス」は、2323シーダースプリングスロードに位置し、ホテルクレセントコートとスタンリーコーシャックの向かいにあります。また、ダラスノーストールウェイや多くのレストラン、ショップ、ケイティトレイルにも近接しています。ダラスを拠点とするGFFによって設計されたこのビルは、62万6,215平方フィートの広さを誇るクラスAAの開発物件で、DPRコンストラクションが建設を手掛けています。

デロイトの現在のオフィスは、ダウンタウンダラスにある最近改名されたダラスアートタワーに位置していますが、プロフェッショナルサービスチームはまだダウンタウンを離れる予定はありません。実際の移転は2026年まで予定されていないためです。

「23スプリングス」の開発・管理を行っているグラナイトとハイウッズプロパティーズによれば、バンクOZKも同ビルでの長期リース契約を締結しており、デロイトの契約によりビルのリース率は34%に達しました。このビルのリース業務はグラナイトの内部チームが担当しています。デロイトの新しいオフィス移転により、ダラスのビジネスランドスケープに新たな動きが見られることになりそうです。

Source:  Dallas Innovates

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