Google、ダラス・フォートワースに新データセンターを設立へ - 今年の投資額は3億3000万ドル(約480億円)

Googleは、テキサス州ダラス南部のエリス郡に位置するRed Oakに、6億ドル以上を投じて新しいデータセンターを設立すると発表しました。これにより、Red OakはGoogleのテキサス州内での2つ目の拠点、Midlothianに次ぐものとなります。

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新たな施設の設立により、1,200の建設に関する仕事が生まれ、センターの稼働開始時には30のフルタイムの職が提供される見込みです。このデータセンターは、Google CloudやGmail、Docs、Search、Mapsなどの各種サービスをサポートします。

Red Oakの市長、Mark Stanfill氏は、「Red OakがGoogleの新しいデータセンターの地として選ばれたことは大変光栄に思う」との声明を出しました。さらに、GoogleはRed Oakへの投資として、地域の学校に15万ドルの助成金を供与するとのことです。U.S. Sen. John Cornyn氏も、この新たな投資を受けて、テキサスの技術分野での成長を強調しました。

Cornyn氏は、「テキサスは技術分野における雇用増加と労働力の育成で先頭を走っている。GoogleがMidlothianとRed Oakに投資することで、北テキサスのさらなる発展が期待される」とコメントしています。

また、Google関連の事業体であるAlamo Mission LLCがRed Oakでのオフィスビルの開発を進めていること、さらにCompass DatacentersもRed Oakへの投資に興味を示していることが報じられています。

これらの動きは、テキサス州が技術産業の中心地としてその地位を確立していることを示唆しています。

Source:Dallas Business Journal

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