ダラス・フォートワース（DFW）が全米トップを維持、2023年上半期に3万ユニット超のアパート売却達成

ダラス・フォートワース（DFW）地域が、アパート売却において全米をリードしています。2023年の上半期には、3万以上の賃貸ユニットが取引されました。これはRealPageとMSCI Inc.の推計によるもので、北テキサスは国内で最も多くのアパートが売却された地域です。

DFW地域では、7万以上のアパートが建設中で、これも全米で最多です。今年上半期にDFWでの投資物件購入額は80億ドルを超え、そのうちの半分以上がアパートによるものでした。しかし、商業用不動産の総売却額は約70％減少しています。全体的には、高い金利と厳格な貸付基準のために、今年は商業用不動産の売却が減少傾向にあるということを示しています。

この地域のアパート市場の動向は、全米的な傾向とは対照的です。全米ではアパートの売却が大幅に減少しており、今年上半期の売却総数は2011年以来最低レベルとなっています。これは高金利と売り手と買い手の価格期待の不一致が原因です。