パナソニック、米国にテスラ向けEV用電池工場を建設へ

パナソニック社は、カンザス州にある米国第2の電気自動車用バッテリー工場に40億ドルを投資すると、子会社のパナソニックエナジーが発表した。この工場では、4,000人もの従業員を雇用し、テスラ向けに新しい大容量バッテリーを供給する予定だ。

この決定は、テスラがテキサス州に2番目の米国EV工場を開設したことに続くものである。

中国、韓国、欧州の競合他社が追加生産への投資を拡大する中、パナソニックの動きは活発化している。パナソニックは、テキサス州に近いこと、税制面で有利なことなどから、新工場の建設地を決定した。

パナソニックは、2028年度までにEV用電池の生産能力を現在の年間約50ギガワット時の3倍〜4倍にすることを目指している。2023年度には和歌山県の電池部品工場に2つの生産ラインを設置し、高容量の新モデル「4680」の生産を開始する予定だ。投資額はおよそ800億円(5億8000万ドル)になる見込み。

パナソニックは、和歌山工場での生産の採算性を見て、新たな生産設備を建設するかどうかを判断するとしていた。日本のエレクトロニクス・グループの主要な収益源であるテスラからの生産要求が高まっていることが、パナソニックの新技術の進展とともに、米国工場の新設を決定する要因になったようだ。5月には試作品の出荷を開始している。

パナソニックがネバダ州に建設した米国初の工場「ギガファクトリー1」は、テスラと共同運営している。日本企業はその施設に約2000億円を投資したが、欠陥率が高く大量生産が軌道に乗らなかったが、2021年3月期にようやく黒字化し始めた。

ソース:NIKKEI


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