Ameriflight、自立飛行技術を取り入れる一歩を踏み出す

ダラスを拠点とする貨物運航会社のAmeriflightが、自律式及び半自律式の飛行機能を実装するため、Marlin Labsとパートナーシップを提携したとダラス・ビジネス・ジャーナルが報じた

AmeriflightはFedEx、UPS、DHL等に貨物航空サービスを提供する会社だ。ウェブサイトによると同社は一日に約75,000もの荷物を処理し、年間の飛行時間は約8万時間に達するという。一方のMarlin Labsは、自立飛行を実現するためのソフトウェアおよびハードウェアを開発する会社で、2018年ボストンを拠点に設立された。

Ameriflightの社長兼CEOであるChase氏は、「更なる成長を遂げるため、まずパイロット不足の問題に取り組まなければならない。自律式飛行でパイロットを完全に置き換えるのではなく、パイロットの穴を埋めるために不可欠な技術なのだ」と話す。

Chase氏はまた、Marlin Labsの技術により、消費者のコスト削減と安全性の向上にも期待している。Marlin Labsの設計では機体全体のアップグレードではなく、Ameriflightの既存の航空機システムをアップグレードし、自律飛行を実現させる計画だ。

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