アフリカ起業をサポートする機関、プレイノに開設

投資会社のPlatform Capitalと地元の社会的影響を与える非営利団体のEshirya Africaが、パートナーを組んで、「アフリカハウス」と呼ばれる機関をプレイノに設立した、とダラス・ビジネス・ジャーナルが報じた

今年初めに、同機関は100万ドルの資金で趣旨に合う起業家への資金を行う「Africa House Fund」と呼ばれる基金を発表している。

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プレイノ以外にもアフリカハウスはサンフランシスコにもオフィスを構えていて、ケニア、ナイジェリア、ガーナ、南アメリカのアフリカ諸国で運営を行なっている。

アフリカハウスは、起業家を対象にトレーニングや指導プログラムを提供する。アフリカ系列の起業家への支援を趣旨としているが、過小評価されている起業家も支援の対象にしている。Platform Capital社のAkindele氏によると、米国とアフリカの起業家らによる協業と革新を視野に入れているという。

ベンチャー投資企業のPartech Africaのレポートによると、アフリカへのベンチャー企業への投資は増加の傾向にある。2019年のアフリカの起業家への投資は20億ドルで、これは4年前から4億ドルの増加だ。パンデミックの影響で2020年の投資額は14億ドルに留まった。アフリカハウスは、第一回目の投資企業10社をすでに選定していて、各社10万ドルの資金を受け取る。今後5年間に、アフリカハウスは1,000社以上の起業家への投資を計画している。