【第1回】「優塾」塾頭に聞く〜カルフォルニアとテキサス州の教育に関する違い

ロサンゼルス・プレイノ(テキサス)の学習塾「優塾」

1987年設立 「授業は楽しく分かりやすく」をモットーに少人数クラスで一人ひとりの学力・目的・教育環境に合わせた個別カリキュラム

現在生徒数450人 カリフォルニア州第1位

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優塾USA INCの井沢真吾塾頭に「カリフォルニアとテキサス州の教育に関する違い」を伺いました。今週から3週間掲載予定です。

第1回目は、1.高校で習う数学の難易度 、2.宿題の量 について投稿して頂きました。


カリフォルニア州とテキサス州の教育に関する違い (各回共通)

私井沢は、3年前にテキサスに来る前はLAの優塾にいました。カリフォルニア州LA近郊のサウス・ベイ地区でン十年、そしてここテキサス州プレイノ市で3年指導してきて、2つの場所の違いについて私が感じた点を書きたいと思います。 

本文では便宜上、「テキサスには…、カリフォルニアでは…」とひとくくりに書いていますが、これは私が見た範囲でのことであり、同じ州内でも場所によってはまったく違うこともあるだろうことをご了承ください。 

1.高校で習う数学の難易度 

ハイ・スクールの数学、Algebra2、Precalculus、Calculusにおいて、テキサスはカリフォルニアのだいたい60%くらいの内容しかやりません。テキサスには、Credit by Exam(CBE)というものがあり、1,2回のテストで90%以上取れれば合格し、その次の年にその教科の次に進めるというものがあります。去年Algebra2のCBEで生徒を指導しましたが、3カ月ほどの勉強で見事合格しました。その子は理数系がもともと得意なこともあり、最後の1カ月は週に2~3コマ来てもらいましたが、もしもそれがカリフォルニアの内容だったら、とてもではないですが3カ月の勉強では合格できなかったと思います。最初に指導をリクエストされたときに、カリフォルニアのAlgebra2しか知らなかった私は、その親御さんに「Algebra2は難しいので、3カ月の勉強で合格するのは無理です」と言ったくらいです。 

今年も1人、理数系が得意というほどではない子が受けましたが、その子も合格しました。それから考えてもテキサスの方が内容としては易しいのかなと思います。今、その子はPrecalculusを勉強していますが、これについてもカリフォルニアよりもずいぶん易しいと感じます。 

2.宿題の量 

エレメンタリー、ミドル・スクールにおいては、テキサスの宿題はカリフォルニアの3分の1ほどです。宿題が大変だったため、カリフォルニアの優塾のクラスで一番需要があるのは、現地校のサポート(学校の宿題を指導する)クラスなのですが、こちらではほとんどありません。 

カリフォルニアでは、ハイ・スクールともなると、「こんなに宿題出てるの? 明日まで?」と驚くことが多かったのですが、こちらではほとんどありません。 

ちなみに、PVのペン・ハイはトーランスのサウスやウエスト・ハイよりも宿題が多かったように思います。ウエスト・ハイからUCアーバインに行った子が、「大学宿題多過ぎ」と大変そうだったのですが、PVから同じくUCアーバインに行った子が、「それほど大変じゃないよ。ペン・ハイと変わらない」と言っていましたから、やはり違うんですかね。

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こんな人物像が求められています。

・子供が好き(必須条件)

・教育に対して情熱がある方

・大学を卒業している方

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