Bank of America、最低賃金を上げ続ける訳とは?【2025年には時給$25】

ノースカロライナ州のシャーロット市に本社を置く銀行「Bank of America」が、最低賃金を2025年までに時給$25ドルに上げることを発表したとDallas Business Journalが報じた

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Bank of Americaの最低賃金は現在$20ドル。ここ数年に渡り、最低賃金は増加傾向にある。例えば、2019年4月の発表では、当時の最低賃金の時給$15を2021年までに時給$20を保証すると発表した。翌月5月には最低賃金の時給$15を$17に引き上げ、有言実行を続けている。なお、2010年の最低賃金は現在までで$14ドルも増加している。今回の最低賃金の増加は約50,000人に適応される。

北テキサスにいるBank of America従業員数は13,650人で、米国でもかなり多い人数を抱えている。

▼なぜ最低賃金を上げるのか?

Bank of AmericaのCEO、Moynihan氏によると「最低賃金を増加し続けるのは、チームメイトに対する投資である。弊社で働き続けてくれることで、会社の成功を従業員とコミュニティーに返している。また、従業員に投資することで、ワークフォースが安定したり、より良いサービスを提供できたり、さらに良質な人材を引きつけることもできる」と述べた。