パーキングビジネス革命児、キャンプ場パーキングビジネスに介入

パーキング(駐車場)管理会社ParkHub社が、ダラスのスタートアップ会社でRVやキャンプ場の予約や精算を管理するBonfire社を買収し、新たにキャンプ場パーキングビジネスに介入する、とダラス・モーニング・ニュースが報じた

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2010年に創設されたParkHub社は、テクノロジーを駆使して、精算のデジタル化やクラウドベースのシステムを搭載し、消費者が駐車空きスペースを色分けされたサインで見分けられるようにした。この業績が讃えられ、創設者のBaker氏は全国パーキング協会から「2019年の革新家」に指名された。

一方で、Kampgrounds of Americaの調査によると、パンデミックに伴い、キャンプ場の人気は増していて、キャンパーの53%が在宅勤務で、調査対象者の51%がR Vの購入を考えているという。

Bonfire社のKing氏は、キャンプ場ユーザーはコンタクトレスのチェックインを求めていて、ParkHub社のテクノロジーはそれを可能にする、という。ParkHub社は現在200の駐車場をキャンプ場に持っている。需要の高い場所は、テキサス、ミシガン、カリフォルニア、フロリダ。州から州へと移動する建設業労働者やスポーツファンにもR Vサイトは人気だ。ParkHub社のテクノロジーはコンサート会場やスポーツアリーナを含む680箇所で利用されるほか、スキーリゾートの駐車場でも使われる。

今日の同社の企業価値は1億ドル以上と推定されており、パンデミックの課題にもかかわらず、同社は昨年97%の顧客維持率を保ち、収益は36%増だった。Bonfire社買収後、同社は56人のフルタイム従業員と4人の契約社員を抱え、370万の駐車場スポットを保有している。