【AUSTIN】3Dプリントされた世界最大の住宅コミュニティが誕生
/2022年にテキサス州オースティンに3Dプリントされた一戸建て住宅の世界最大コミュニティーが建設開始することがわかった。
マイアミを拠点とする国内最大の住宅建設業者の1つである「Lennar」と、大規模な3D印刷を専門とする技術のパイオニアであるオースティンを拠点とする「ICON」は、100戸の住宅地をオースティンメトロ（未公開の場所）に建設されると述べている。
ICONによると、3D印刷技術は、従来の工法よりも早く、無駄が少なく、設計の柔軟性が高く、弾力性がありエネルギー効率の高い住宅を生産するという。
ICONの共同創設者兼CEOのJason Ballard氏は、全国で550万戸の住宅が不足しているため、「品質、美しさ、持続性を損なうことなく迅速に供給を増やす必要があり、それがまさに私たちの技術の強みです」と述べている。例えば、同社の高さ15.5フィートのプリンターは、1週間で2,000平方フィートの平屋建ての家の外壁と内壁を建設することができる。
3D印刷された住宅は技術的に進歩しているが、従来の住宅と比較しても安くはならないかもしれない。Lennarは3D住宅の価格をまだ設定していないようだが、購入者は通常のLennarの住宅とほぼ同じ価格を支払うことになるそうだ。
ソース：Lennar , AUSTIN CULTURE MAP
関連記事：
【AUSTIN】2万席の円形劇場、エンタメと住宅の複合開発プロジェクトが誕生する
2022年注目の不動産市場―テキサス2都市がトップ10内【後編】
2022年注目の不動産市場―テキサス2都市がトップ10内【前編】
【AUSTIN】ハットー市の人口が爆発的に急増？住宅数が急成長
そのほか、住宅に関する記事はこちら。
