テキサス知事、企業は従業員にワクチン接種の強制を禁止すると発表

テキサス州知事のアボット氏は、テキサスの企業は従業員に新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの接種を強制することはできないと発表したことをDallas Morning Newsが報じた

2021年9月、ジョー・バイデン大統領は、100名以上の企業の従業員にはCOVID-19のワクチン接種又は毎週のPCR検査を強制したことを発表していた。

ところが、2021年10月11日のアボット知事の発表によると、テキサス企業は従業員にワクチン摂取を強要できないと伝えた。

アボット氏は「COVID-19からの回復を含む医学的理由、または宗教的な理由でワクチンに反対する人々は、服用することを強制されるべきではない」と述べた。違反した場合は1,000ドルの罰金を課すことも伝えた。

これは、アボット知事が8月に発表した「企業側が従業員にワクチンを要求する選択を与える」という判断が一変したことになる。

専門家はワクチンに関する連邦規則が共和党知事の規則を上回ることを予想している。

バイデン対アボット、連邦と州の考え方の相違は、中絶禁止のみならず、ワクチン摂取にも及んでいる。

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