米トヨタ、アレン市の大学と人材育成プログラム強化

2020年8月26日、北米本社をプレイノ市に所有する米トヨタは、人材育成プログラム「Technician Training & Education Network(T-TEN)」を追加で8箇所設置することをDallas Business Journalが報じた

▼Technician Training & Education Network(T-TEN)とは?

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T-TENプログラムは、トヨタと学校がパートナーシップを組み、未来の技術者を育成するもの。将来的な目的は全国のトヨタとレキサス販売店の空いている仕事を埋めると同時に、生徒を下積みからサポートし、ブランドロイヤリティを確立することだ。

▼北テキサスにT-TENプログラムが設置される

今回T-TENプログラムが追加で設置される大学の一つに、北テキサスのアレン市に所在する「コリン・カレッジ(Collin College)」のテクニカルキャンパスがある。T-TENプログラムの技術開発マネージャーのMyers氏によると「すでに大学へトレーニング用の車を2体送っている。最初の1年で5人〜10人の生徒がプログラムを通ることを期待している」と述べた。

トヨタはT-TENプログラムを通して、全国44箇所の学校や組織と手を組んでいる。北テキサスではコリン・カレッジ以外にもメスキート市の「Dallas College Eastfield Campus」や、フォートワース市の「Tarrant County College」と連携している。