大型複合開発施設「Dallas Midtown」誕生〜オフィス勤務の未来を語る

Valley View Mallの跡地に建設される超大型複合開発施設「ダラス・ミッドタウン(Dallas Midtown)」が建設される。

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数十億ドルプロジェクトとなり、保有スペースはなんと450エーカー、東京ドーム約39個分の広いスペースをもつ。

オフィススペース、商業施設、レストラン、住宅アパート、公園などが立ち並ぶ。

プロジェクトを担当するBeck VenturesのScott Beck氏によると、2020年12月~2021年1月にかけて、アパートとオフィスの建設から着工を開始する予定。アパートの完成は着工開始後から2年半~3年かかる予定だ。なお施設内の全ビル1階には、商業施設用スペースが設けられる。

全体の建設スケジュールは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響がさほどなく、2020年5月時点では予定通り進行していると述べた。唯一、今後の展開によってスケジュールが変更する可能性があるのは、映画館とレストランを融合した施設「AMC Theaters」や、アスレチック施設の「Life Time Village」など。

▼オフィス勤務の未来

Beck氏によると、「今後はテレワーク勤務を希望する人がいるかもしれないが、その真逆に、オフィスワークの再開を希望する声も多いと聞く。オフィスへ戻るため、今後はソーシャルディスタンスを保ったオフィス作りが基準となり、今までより広いオフィススペースを確保する企業が増えるのではないか?と考えている。例えば、今まで300,000平方フィートのオフィスを保有していた企業は、1人1人のスペースをより多く確保するためにオフィススペースを350,000平方フィートに増やすなど。実際のところ、第四四半期ころにならないと、実際どのような状況になるかわからないが、オフィススペースを求める人たちに向けたスペースが必ず必要になる」。


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