AI管理の自動運転Drive.ai、2つ目の試験開始【北テキサス】

自動運転スタートアップの「Drive.ai」は、本社のあるシリコンバレーから離れたテキサス州アーリントン市で2回目となるAI管理の自動車公道テストを開始した。

同社は今夏よりテキサス州フリスコ市で初公道テストを行っていた。

今回2件目となるDrive.aiのテストはアーリントン市で行われ、自動運転バンが市の中心街で複数の地点を結び、住民を運んだ。ルートにはオフィス、レストラン、スポーツ施設などが含まれ、町中を回れるようになっている。

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アーリントンのプログラムは、フリスコで実施中のプログラムと同じように、一般市民に開放されており、ユーザーは市中心部の決められた乗降場所にあるキオスク端末かDrive.aiアプリを使って車を呼べる。何より素晴らしいのは、無料で利用できる点だ。

また、自動運転バンは日産の小型バン「NV200」を自動運転に改造したものになっている。前面と側面にはディスプレイが設置されており、車の意図を歩行者に伝えられるようになっている。そのため、歩行者は横断歩道などで、この車が自分たちの存在を認識していることがわかる。また、安全のためにドライバーが運転席に座り、人間の介入が必要な事態に対処できるようになっている。

~テキサス州フリスコの自動車初公道テストとは?

テスト車両は多くのオフィスビルが集まる地域と「The Star」の間を走行した。テストには、Drive.aiのテクノロジーを搭載した日産のミニバン「NV200」が使われ、車体は明るいオレンジ色に塗装されている。ユーザーは、専用アプリをダウンロードすれば無料で利用することができる。試験では運転手はドライバーシートに乗り、ブレーキをかけることも可能な位置に座る。6ヶ月後には助手席に移動し、その後は完全に無人で試験を続ける予定。

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