ダラスの美術館、テキサス大学ダラス校が取得

テキサス州ダラスの「アーツディストリクト(Dallas Arts District)」に所在する美術館「Crow Museum of Asian Art」が、テキサス大学ダラス校(The University of Texas at Dallas/UT Dallas)に贈与されたことが明らかになった。

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1960年代にTrammell and Margaret Crow氏によって設立された「The Crow Collection」は、全ての作品の保有権を大学側に授けた。所在地は今までと変わらず、2010 Flora Streetに位置する。また、リチャードソン市に所在するUT Dallas大学キャンパス内には2つ目の美術館「Crow Museum」を設立するための資金(約2,300万ドル)が提供されたこともわかった。

「The Crow Collection」は、アジアの芸術作品を展示しており、日本、カンボジア、中国、インド、インドネシア、韓国、ミャンマー、ネパール、パキスタン、タイ、チベット、ベトナムなど様々な国の作品を約1,000品以上飾られている。内容は古代からコンテンポラリーまで幅広い。展示以外に図書館もあり、12,000点を越える本、カタログ、ジャーナルがある。

UT Dallasは、1969年に創立された米国テキサス州リチャードソンに本部を置くアメリカの研究型大学である。以前から芸術関連に強い指示をしていたUT Dallasは、ダラス近辺の芸術シーンに大きな影響を与え続けている。

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