日精樹脂 射出成形機製造をテキサスに拠点

日精樹脂工業はテキサス州サンアントニオ市に100%出資の生産子会社を設立し、2018年2月に稼働を始めると発表した。

テキサス州を選んだ理由として、自動車産業が発展するメキシコと国境で接してアクセスが良い点や自然災害の少なさなどを挙げる。

同社の射出成形機は北米の自動車市場向けに販売が堅調。総額20億円を投じて北米初の製造拠点を設け、受注拡大を目指す。海外生産拠点は中国、タイに次いで3カ所目。